SciTE の設定例


以下の設定は、User options に記述する ことを強くお勧めします。 [Options]→[Open User Options File] で開けます。 (開くと、最初は空ファイルです)

グローバルオプションを書き換えてしまうと、 バージョンアップするときに新しいファイルで上書きされ、困ることになります。

ウィンドウが現れる位置

if PLAT_WIN
    position.left=-2147483648
    position.top=-2147483648
if PLAT_GTK
    position.left=268435456
    position.top=268435456

ウィンドウの出現位置がいつも座標 (0, 0) になってしまうのを防ぎます。

サブペインを下に持ってくる

split.vertical=0

これは好みの問題ですが…。 僕はウィンドウを縦長にして使うことが多いので この設定が好きです。

タブとステータスバー

tabbar.visible=1
statusbar.visible=1

行番号の表示

line.margin.visible=1
line.margin.width=1+
margin.width=4

大事なのは line.margin.width=1「+」です。 これをつけておかないと今100行目なのか1100行目なのかわからない! といった事態に陥ります。

矩形選択のために

virtual.space=1

矩形選択(Alt + Shift + 矢印)のときに 改行より右にカーソルがいけるようになります。

入力予測

autocompleteword.automatic=1

途中まで単語を入力すると、文章中から「もしかしてこれ?」と示唆してくれます。 時々ウザイですが大体においては役に立ちます。

文字コード

character.set=128
code.page=65001
if PLAT_GTK
	LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8
	output.code.page=65001

上記の例は utf-8 をデフォルトにする場合です。 開くファイルの文字コードの自動判定には 手前味噌ですがこちらをどうぞ。

フォント

technology=0
font.base=font:Consolas,size:11
font.small=font:Consolas,size:10
font.comment=$(font.base)
font.code.comment.box=$(font.comment)
font.code.comment.line=$(font.comment)
font.code.comment.doc=$(font.comment)
font.code.comment.nested=$(font.comment)
font.text=$(font.base)
font.text.comment=$(font.base)
font.embedded.base=$(font.base)
font.embedded.comment=$(font.base)
font.monospace=$(font.base)
font.vbs=$(font.base)
font.js=$(font.base)

Windows における設定例です。 僕はテキストエディタにプロポーショナルフォントは邪道だと思っているので 全部固定幅フォントに設定しています。

ちなみに、僕は Consolas に IPAexゴシックをフォントリンクしています。 (Consolas だけでは日本語を表示できないので)。 フォントリンクについては、「フォントリンク」で Bing先生やGoogle先生に質問してみてください。

またフォントリンクを使う場合、technology=0 という設定が必須です。 technology=1 のときは DirectWrite を用いた描画になるのですが、 DirectWrite はフォントを代替するときにレジストリを見に行かないので、 カスタマイズする方法が存在しない、とマイクロソフトの中の人が語っています (http://www.unicode.org/mail-arch/unicode-ml/y2013-m07/0068.html)

ショートカットキー

user.shortcuts=$(user.shortcuts)Ctrl+Space|IDM_COMPLETEWORD|

これは、単語補完を Visual Studio と同じキー割り当てにする例です。

選択部分の色

selection.fore=#000000;
selection.back=#ffd700
selection.alpha=256
find.mark.indicator=style:roundbox,colour:#0080FF,under,outlinealpha:140,fillalpha:80

選択したテキストの色がデフォルトだと見づらい (特に検索したとき…) ので どぎつい色に変えます。


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